仕様

特徴の説明

  • icon-cloud-computing-color
  • ローカル環境と同じ操作性

オンプレミスで使っている映像配信用ソフトvMixをいつでもどこでもクラウドで使用できます。
※オンプレミス:システムの稼働やインフラの構築に必要となるサーバーやネットワーク機器、あるいはソフトウェアなどを自社で保有し運用するシステムの利用形態です。

  • icon-app-plus-color
  • 必要な時にスタジオセットを作成可能

好きな時に必要なスタジオセットの作成が可能です。撮影現場での機材を最小限にすることで人件費・管理費を削減でき、オンプレミスと同じ環境でオペレーションができるので操作が簡単になります。クラウドの運用保守をする必要がないため、ネットワークエンジニアを採用して教育する必要がなくなります。

  • icon-tv-setting-cog-color
  • 遠隔地からのオペレーションが可能

クラウドの利点である遠隔操作を行うことができます。CloudStudio内に配信で使用するコンテンツを集約することで、どこからでもオペレーションを行うことができライブ配信をする事が可能になります。

  • icon-network-security-color
  • 安定したネット環境

クラウドを使用することでローカルのネット環境に依存しません。CloudStudioはAWS内で構築されているため、安定した配信を行うことができます。

仕組み

オンプレミス

CloudStudioは多拠点の中継映像をリモートで切り替えながら配信をオペレーションすることができるシステムです。オペレーションを行う人のもとに各地カメラ映像を集約し、映像スイッチング、ミキシング、録画、エンコーダーなどを行うことができます。

Shikomi-Onpremise-KouSeizu
クラウド

CloudStudioは多拠点の中継映像をリモートで切り替えながら配信をオペレーションすることができるシステムです。オペレーションを行う人のもとに各地カメラ映像を集約し、映像スイッチング、ミキシング、録画、エンコーダーなどを行うことができます。

Shiyou-CloudHaisin-zu
ハイブリッド

CloudStudioは多拠点の中継映像をリモートで切り替えながら配信をオペレーションすることができるシステムです。オペレーションを行う人のもとに各地カメラ映像を集約し、映像スイッチング、ミキシング、録画、エンコーダーなどを行うことができます。

Shikumi-hybrid-kousei-zu

仕様

shiyou-CS-stream-flow

SRT RTMP miniserver仮想マシン

インスタンスタイプ c6id
OS Windows server 2019 datacenter (1089)
CPU 第 3 世代インテル Xeon (Ice Lake) Turbo 3.5 GHz Max (実機表示: Intel Xeon Platinum 8375C
@ 2.90GHz)
ストレージ*¹ 30GB EBS gp2~
ハードウェア(GPU) 無し
プリインストールアプリ ・Google Chrome ver 103.0.5060.66
・SRT Mini Server ver 1.9.1
・RTMP Mini Server ver 1.7.7
・Nice DCV
入力 ・対応プロトコル SRT RTMP
・対応コーデック h.264 hevc (SRTのみ)
出力 対応フォーマットNDI(Subnetローカルのみ)
遅延目安(※送出機器に依存する) ・固定光回線の場合
  SRT: 1秒未満
  RTMP: 3秒未満
・モバイル回線(4G)の場合
  SRT: 2秒未満
  RTMP: 4秒未満

インスタンスタイプの種類(仮想PCの性能)*²

インスタンスサイズ vCPU数 Memory(GiB) ネットワーク帯域(Gbps) EBS帯域(Gbps)
1x (c6id.xlarge) 4 8 ~12.5 ~10
2x (c6id.2xlarge) 8 16 ~12.5 ~10
4x (c6id.4xlarge) 16 32 ~12.5 ~10
8x (c6id.8xlarge) 32 64 12.5 10
12x (c6id.12xlarge) 48 96 18.75 15
16x (c6id.16xlarge) 64 128 25 20
24x (c6id.24xlarge) 96 192 37.5 30
32x (c6id.32xlarge) 128 256 50 40

*1:ストレージの増設はオーダーメイドで行うことが可能です(別途費用が掛かります。500GB 月¥30,000円から)
*2:デフォルトでは4xになりますがオーダーメイドで性能を上げることが可能です(別途費用が掛かります)

vMix仮想マシン

インスタンスタイプ g4dn
OS Windows server 2019 datacenter (1089)
CPU カスタム Intel Cascade Lake (実機表示: Intel Xeon Platinum 8259CL @ 2.50GHz)
ストレージ*¹ ・50GB EBS gp2
・インスタンスストア NVMe SSD 125GB~ (インスタンスサイズにより異なる容量)
ハードウェア(GPU) NVIDIA T4
ハードウェアエンコード: 1080 60p x 最大4本程度(実測)
ハードウェアデコード: 1080 60p x 最大10本程度(実測)
プリインストールアプリ ・Google Chrome ver 103.0.5060.66
・vMix ver 25.0.0.29
  vMix Social ver 6.0.0.16
  MagicYUV Lossless Video Codec ver 1.1
・OBS Studio ver 27.2.4
  StreamFX ver 0.11.0.0-g31d56703
  obs-ndi ver 4.9.0
・NDI tools ver 5.1.2.0
・Nice DCV ver 2022.0.11954
・NVIDIA Graphics Driver ver 511.65
・NVIDIA AR SDK ver 0.7.6
・NVIDIA Audio Effects SDK ver 1.1.0.5
・NVIDIA Video Effects ver 0.6.5
最大対応解像度・フレームレート 1920×1080 60p
対応プロトコル 入力
NDI、SRT
出力
NDI、SRT、RTMP
対応コーデック 入力
NDI、h.264、hevc
出力
NDI、h.264、hevc

インスタンスタイプの種類(仮想PCの性能)*²

インスタンスサイズ GPU数 vCPU数 Memory(GiB)(Gbps) インスタンスストレージ(GB) ネットワーク帯域(Gbps) EBS帯域(Gbps)
1x (g4dn.xlarge) 1 4 16 1x 125 NVMe SSD ~25 ~3.5
2x (g4dn.2xlarge) 1 8 32 1x 225 NVMe SSD ~25 ~3.5
4x (g4dn.4xlarge) 1 16 64 1x 225 NVMe SSD ~25 4.75
8x (g4dn.8xlarge) 1 32 128 1x 900 NVMe SSD 50 9.5
12x (g4dn.12xlarge) 4 48 196 1x 900 NVMe SSD 50 9.5
16x (g4dn.16xlarge) 1 64 256 1x 900 NVMe SSD 50 9.5

*1:ストレージの増設はオーダーメイドで行うことが可能です(別途費用が掛かります。500GB 月¥30,000円から)
*2:デフォルトでは4xになりますがオーダーメイドで性能を上げることが可能です(別途費用が掛かります)

OBS仮想マシン

インスタンスタイプ g4ad
OS Ubuntu 18.04
CPU 第 2 世代 AMD EPYC プロセッサ (実機表示: AMD EPYC 7R32 @ 3.2GHz)
ストレージ*¹ ・30GB EBS gp2
・インスタンスストア NVMe SSD 125GB~(インスタンスサイズにより異なる容量)
ハードウェア(GPU) AMD RADEON PRO V520
ハードウェアエンコード: 最大 2 本
ハードウェアデコード: 非対応
プリインストールアプリ ・OBS Studio ver 27.2.4
  obs-ndi ver 4.9.1
・FFmpeg(obsproject) ver n4.4
  configure option
・libsrt ver 1.4.4
・Nice DCV ver 2022.0.11954
・AMD Radeon Pro ver 20.20-1184451
最大対応解像度・フレームレート 1920×1080 60p
対応プロトコル 入力
NDI、SRT
出力
NDI、SRT、RTMP
対応コーデック 入力
NDI
出力
NDI、h.264、hevc

インスタンスタイプの種類(仮想PCの性能)*²

インスタンスサイズ GPU数 vCPU数 Memory(GiB)(Gbps) インスタンスストレージ(GB) ネットワーク帯域(Gbps) EBS帯域(Gbps)
1x (g4ad.xlarge) 1 4 16 1x 150 NVMe SSD ~10 ~3
2x (g4ad.2xlarge) 1 8 32 1x 300 NVMe SSD ~10 ~3
4x (g4ad.4xlarge) 1 16 64 1x 600 NVMe SSD ~10 ~3
8x (g4ad.8xlarge) 2 32 128 1x 1200 NVMe SSD 15 3
16x (g4ad.16xlarge) 4 64 256 1x 2400 NVMe SSD 25 6

*1:ストレージの増設はオーダーメイドで行うことが可能です(別途費用が掛かります。500GB 月¥30,000円から)
*2:デフォルトでは4xになりますがオーダーメイドで性能を上げることが可能です(別途費用が掛かります)

オンプレミスとの比較

機材 人員 接続方法

オンプレミス

onpremise-comparing01

現地機材: カメラ×2、マイク×2、スイッチャー、ミキサー、配信PC
現地人員: カメラマン、オペレーター
接続方法:ベースバンドからUSBに変換しPCに入力

クラウド

onpremise-comparing02

現地機材: カメラ×2、マイク×2、スイッチャー、ミキサー、配信PC
現地人員: カメラマン、オペレーター
接続方法:ベースバンドからUSBに変換しPCに入力

配信安定性

オンプレミス

onpremise-comparing03

配信場所から配信ASPへのライブ映像送出になるので、配信建物や地域のHTTP帯域の影響を受ける。回線混雑には低画質映像のアップロードしかできない、最悪の場合配信が不可能になる可能性がある。

クラウド

配信ソフトから配信ASPへの送出の回線はクラウド業者の回線になり、一般の回線とは比べ物にならないほど安定せている。収録現場の送出装置は一般回線を使用するが、LTE回線などの複数の手段を準備でき、映像サーバーに入力された映像は間違いなく送出が可能です。例えば3カメラ中1カメラの回線が使用不可になっても残りの2台のカメラには影響しない。

映像入力・種類

オンプレミス

onpremise-comparing3

PCに搭載するキャプチャーボードやUSBに変換して入力します。入力数も種類もハードウェアによって決定されます。ベースバンドによる直接入力はPCのリソースを多く消費するので高性能なPCのほうが安定します。

クラウド

映像の入力インターネット回線を通じて行うため、SRT、もしくはRTMPプロトコルでの入力です。1サーバー辺り8系統まで入力が可能でサーバーを増設することで8系統単位で増やすことができます。

初期費用・メンテナンス

オンプレミス

配信用のPC、ミキサースイッチャーなどの配信機材がイニシャルコストとしてかぶってきます。また、手元にあるマシンなのでメンテナンスも手間がかかります。

クラウド

onpremise-comparing4

クラウドの場合は使用する分の料金だけ払えばいいので宝の持ち腐れにはなりません。
システムのメンテナンスはクラウドサービスである性質上、弊社が行っておりますのでユーザーはする必要がありません。

容量の増設

オンプレミス

onpremise-comparing4

オンプレミスの場合、HDD容量やメモリの量を増やしたり、マシン性能をあげようとすると、ハードウェアを買い足さなければなりません。 しかも自前で用意したものの場合、買ったものが使えなかった。というパターンもあります。一度購入したものはずっと手元に残りますし、買い替えが必要になることもあります。

クラウド

onpremise-comparing6

クラウドの場合、各種容量や性能をアップする場合、借りているクラウドスペースをカスタマイズすれば済むことで、必要なとき、一時的に拡大したりしてコストの調節もできます。もちろん、システムレンタルという側面上、デバイスのアップデートを行う必要がありません。

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