活用シーン（配信事例）

CloudStudioは様々な用途に導入し使用することができます。

使用用途に合わせた活用シーンの紹介をいたします。

1．複数の中継地点で撮影された映像を切り替えながら配信をおこないたい

この利用シーンでは複数の場所で撮影した映像をクラウド上に送出し、会社の一室や自宅などの遠隔地から配信のオペレーションをおこないたい方にお勧めです。ネットワークに接続することができるリモートカメラやビデオカメラから直接クラウド上に送出するため、カメラ側に送出用の機材を準備する必要がありません。クラウド上に送られたカメラ映像を操作するための専用機材はなく、ネットワークに接続できるPCのみでオペレーションを行うことが可能です。場所にとらわれることがないため、設営時間等が削減されより効率的にライブ配信を行うことが可能です。

2．スポーツの試合を実況・解説を入れて配信をおこないたい

CloudStudioを使用して撮影から編集、配信までの流れをつなげることで、中継車の手配や大型機材の設営、システム構築にかかる時間とコストを削減ができます。リモートカメラを使用した遠隔操作を行うことで現場にいるスタッフの負担を軽減することが可能です。さらに、遠隔地から複数のカメラ映像を切り替えたり、映像にリアルタイムでスローモーション編集をして配信を行うことができるため、中継車や配信設備を使用しなくても従来の配信と同様の試合中継を行うことが可能になります。

3. e-sportsのオンラインイベントを複数の配信プラットフォームへ配信をおこないたい

e-sportsイベントでは、選手、オブザーバー、オペレーション、実況解説を別々の場所で行います。従来の方法では、すべての人々を同じ会場に集めて行っていましたが、CloudStudioを使用することで、選手、オペレーター、実況解説者が異なる場所から参加できるようになりました。選手の近くにWebカメラを設置し撮影し、実況解説席には固定のビデオカメラを設置して撮影します。これにより、カメラマンを必要とせず、コストを節約が可能です。ゲーム映像はオブザーバーが撮影し、クラウド上に送信されてオペレーションが行われます。クラウド上でリプレイやスローモーションを行うこともできるため、迫力のある映像を提供できます。

4．複数の会場で行われているイベントを1カ所でオペレーションし配信をおこないたい

オンラインミーティングやセミナーなどで複数の場所をつなぎ配信を行うことが増えていますが、撮影した映像を配信するだけでは映像にメリハリがなく、参加者間の差が生じてしまいます。CloudStudioを使用することで、簡単に複数の会場で撮影された映像を切り替えることができます。また、複数のカメラ映像を合成した映像配信やさまざまなエフェクトや演出を加えることで、単調なライブ配信映像にはならず、メリハリのついた配信を行うことができます。CloudStudioへ接続するためにはネットワークにつながったPCを用意するだけでよいため、機材も最小化され、従来よりも手軽に複数の場所を同時配信することが可能です。

5．スマートフォンをカメラとして使用し、より手軽な配信をおこないたい

本格的な機材の準備が難しいけどライブ配信を手軽におこないたいと考えている場合、CloudStudioの使用が可能です。スマートフォンを使って撮影した映像をLTE回線を通じてデータ伝送することが可能です。そのため業務用のカメラを準備せず、手軽に撮影ができます。
また、撮影した映像はそのままクラウドに送出されるため、CloudStudioにログインし遠隔地からの映像切り替えをすることが可能です。最小限の機材だけで、ライブ配信を行うことができます。

6．ドローンで撮影した映像をクラウドへ送出し遠隔地からオペレーションをおこないたい

CloudStudioでは、複数のドローンで撮影した映像を切り替えや合成を行いライブ配信を行うことが可能です。リアルタイムで映像送出が可能なドローンを使用することで、ビデオカメラで撮影する場合と同様の操作で映像切り替えを行えます。いままでおこなわれていたドローン1台から撮影された映像の配信から、複数の映像を切り替えながら配信を行えるようになったことでよりインパクトと迫力のある映像を届けることが可能です。